手書きやPCで文字を書き起こす従来の議事録では、聞き逃しや書き漏れなどが起こり得ます。長い会議では文字の書き起こしに手間が掛かり、また議事内容の確認にも手間が掛かります。
そこで、NSD先端技術研究所では上記の話者識別を用いた議事録作成アプリケーションの開発を行っております。従来の議事録作成アプリケーションでは、マイクを人数分必要とし、マイクから話者を特定していますが、話者識別と組み合わせることにより、誰が何を話しているのか、マイクではなく音声から特定し、自動で議事録を作成できます。また、議題からトピックを抽出することで、膨大な議事録の中から、必要な議事録を容易に検索することができる機能や、要点のみを抑えることができる要約機能も研究しています。